肌との相性抜群♡フランス発・究極に癒される香り
「癒し系の香り」にも様々なものがありますよね。シャンプーや石鹸の香り、優しいフローラル系、爽やかな柑橘系など。心が癒されるということは、人に安心感を与え、好まれる香りとも言えます。フランス製の香水は“強い”個性的”といったイメージがありますが、実は「癒し系の香り」の宝庫でもあるんです。今回はパリで見つけた、究極に癒される香水たちをご紹介します♡
2022年06月09日更新
記事の目次
[1]フランス人も“癒し”が大好き
私が暮らしているパリは、フランスの首都。ゆったりしていて、洗練されたイメージがありますが、実は地方の人たちから「パリはフランスではない」と揶揄されるほどせかせかしているんです。
意外かもしれませんが、そんなパリジェンヌたちは日本人以上に“”癒し”を求めています。
子供が3人いてもフルタイムで働くママ、会社役員、起業家、アーティストなど、女性も男性並みに大忙し。
そのため「アロマキャンドル」や「ルームフレグランス」など、自宅で快適に過ごすアイテムもたくさん存在しています。
そしてパリジェンヌたちの良いところは、オンとオフの切り替えが最高に上手なこと。
フランス女性の100%近くが香水を日常的に身にまとっていますが、その日の気分によって香りを上手く使い分けているようです!
イライラした気持ちを落ち着かせたいときや仕事で疲れ果ててしまったとき。心を優しく包み込んでくれる“究極に癒される”フレンチ香水をご紹介します♪
[2]『Chabaud(シャボー)』の「lait et chocolat(レ・エ・ショコラ)」
トップノート…ジャスミン、チョコレート
ミドルノート…シダーウッド
ラストノート…バニラ、ムスク、ミルク
『Chabaud(シャボー)』は、2002年に南仏・モンペリエで始まった高級フレグランスブランド。甘くて優しいグルマン系香水のラインナップが豊富です。
「lait et chocolat(レ・エ・ショコラ)」は、「ミルクチョコレート」をテーマにしたグルマン香水。
実はチョコレートのフレグランスは珍しくありません。疲れたときにチョコレートを食べるとホッとひと息つけますよね。
チョコレートの香りには、心を落ち着かせリラックスさせる効果があると言われています。
フランス人のあいだでも、チョコレートはスイーツのなかで別格の存在!
とろみのある甘さがありますが、重たくはありません。
「lait et chocolat(レ・エ・ショコラ)」はオードトワレ(香りの持続時間が短く比較的ライトに香る)なので、ふわっと包み込まれるような、優しい香りたちが魅力です。
心を落ち着かせてくれるチョコレートの香りは、毎日をより良く過ごすための元気を与えてくれます。
ユニセックスとしても使用できるので、カップル香水としてもおススメです!
二人の仲が深まりそうな温かいフレグランスです。
[3]『BYREDO(バイレード)』の「BLANCHE(ブランシュ)」
トップノート…ホワイトローズ、ペッパー、アルデヒド
ミドルノート…スミレ、ネロリ、ペオニー
ラストノート…ブロンドウッド、サンダルウッド、ムスク
パリジェンヌ・インフルエンサーたちのあいだで大人気の『BYREDO(バイレード)』。
そのなかでも一番人気なのが、この「BLANCHE(ブランシュ)」です。
「BLANCHE(ブランシュ)」はフランス語で “白” の意味。 “白” という名の通り、イノセントで清潔感あふれるフレグランス。
『BYREDO(バイレード)』創業者ベン・ゴーラム氏の、白という色に抱く無垢で汚染されていない側面を閉じ込めたいとの思いから作られた香りです。
まさに“陽”の性格をそのまま表現したような、幸福感のある美しい香り。肌馴染みも抜群です!
高級ホテルのソープのような上品さと、人肌感を思わせる「BLANCHE(ブランシュ)」の香りを嫌う人はいないといっても良いほど。穏やかで控えめな香気も魅力的♪
誰もが好む“ソープの上品な香り”で、周囲の人を魅了しちゃいましょう。
[4]『Maison Francis Kurkjian(メゾン・フランシス・クルジャン)』の「Les Bulles d’Agathe(レ・ビュル・ドゥアガタ)」
『Maison Francis Kurkjian(メゾン・フランシス・クルジャン)』は、2009年創業、世界45か国で販売されているフランス発の高級フレグランスブランドです。
現在「5本の指に入るスター調香師」と名高いフランシス・クルジャン氏は、若干26歳の時に世界的ベストセラーの香水「ル・マル(ジャン・ポール・ゴルチエ社)」を手がけました。
以降次々とヒット作を飛ばし、一躍人気調香師となります。2017年に業界最大手のLVMHの傘下に入ったことから、今後はクルジャンの時代が来るだろう、とも言われています!
「Les Bulles d’Agathe(レ・ビュル・ドゥアガタ)」は香水ではありませんが、『Maison Francis Kurkjian(メゾン・フランシス・クルジャン)』が香水業界で初めて手がけた「香り付きシャボン玉」です。
クルジャン氏はフランスでもパリ・グラース・ヴェルサイユの3つしかない調香学校のうち、最難関であるヴェルサイユの学校を卒業しています。
彼はヴェルサイユ宮殿にも敬意を払い、ルイ14世が愛した5種類の香り——洋梨、ミント、ローズ、切りたてのハーブ、スミレ——をシャボン玉に添えました。
シャボン玉だけでなく液体石鹸としても使えます。
「早い段階で子供たちが香水に興味を持ってもらうように」と、『Maison Francis Kurkjian(メゾン・フランシス・クルジャン)』の願いが込められているそう。
シャボン玉のある風景には幸福感がありますよね。
私は「洋梨のシャボン玉」を購入したのですが、見た目も美しく、天然香料を使用しているとのことでリアルな洋梨の香りがしました!
いつもとはちょっと違う香りの使い方ですが、お子様へのギフトとしても最適で、大人も子供も楽しめるアイテムになりそうです♪
香りを嗅ぐだけではなく“香りを使って楽しむ”ことで、みんなに笑顔をもたらしてくれることでしょう。
[5]安心の癒し系フレグランスをお守りに
ホッとひと息落ち着きたいとき、幸福感で満たされたいときにおすすめな香りをご紹介しました。
忙しい現代の女性にとって、こんなフレグランスがひとつあると“お守り”のような存在になってくれるかもしれません。
パリジェンヌのように、香りでオン・オフのスイッチを上手に切り替えてみて下さいね♪